暮れも押し迫ったこの日、会場はこのシーズンにぴったりの「日本料理・三平」
季節感はばっちりでも、室内楽を本当に居酒屋さんで…?
だれもがそんな思いを抱いて、なかば半信半疑でその場所を探したのではないかと思いますが、
そこは「自由な空間で、自由に室内楽を」をモットーにしているちぇんぼりー。
音出しOKの許可さえいただければ、どこでも「会場」にしてしまいます。
ステージが空いていればだれかしら譜面をもって
ほろ酔いの参加者に声をかけて即席のカルテットを編成し、演奏が始まる。
今回はこのHPを見て問い合わせをくださった、ヴァイオリンとチェロを弾きこなすアマチュアの方の
ご友人のビオラの方をつれての初参加がありましたが、すぐにうちとけて一緒に演奏。
お刺身にからあげ、そして寄せ鍋に舌鼓を打ちながらビールを酌み交わし、アンサンブル!
そして今回のお値打ちはといえば、3曲もの「本邦初演」。
弦楽5部(Vn2、Va2、Vc)にアレンジされたドボルザークの「新世界より」の2楽章。
チェロアンサンブルバージョン「宇宙戦艦ヤマト」のテーマ。
そして東京交響楽団首席ヴァイオリン奏者で、
他のジャンルの音楽でも活躍中の清水泰明さんが
この日 その場で書き上げた(!!)オリジナル曲(弦楽四重奏)。
ほかのどこよりも早く、あるいはもしかしたらここでしか聴けない(?)曲を聴くことができた、
あるいは演奏することができたわけです。
平日だったためか、いつもよりも参加者も若干少なめではありましたが、
そんな新たな展開もあり、充実の4時間でした!
皆さんの自由なアイディアを次回も楽しみにしています!